乳児マッサージで死亡の疑いの件について

 

家族の宝物

 

 

今のところ因果関係ははっきりしていないが人の命が失われた事実はかわりようがない。


この人の施術が赤ちゃんを死へ追いやったのかどうかこれからわかることになるだろうが、もう一つの問題は無資格者が医療効果や効能をうたってマッサージの看板を掲げてマッサージ行為をしてはいけないということ。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1.html


あまり知られていない事だが、整体、カイロなどの国家資格ではない民間療法においては、まだ日本では医学て評価は得られていない。つまり治る行為と評価されていない。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html


なのに管理すべき管轄の公的機関が無いことをいいことに、ヘルニアが治る、癌が治る、X脚が治るなどと書きたいだけ書いて誇大広告を行い、このままだと歩けなくなるとか、このままだと背骨がズレて取り返しがつかなくなるなどと利用者の不安を煽り、高い施術費を徴収している。
その結果、このような悲しい事が起こってしまったのだ。

ではこのような悲しい事を起こさないようにするためにはどうしたらいいのか。


この現状を招いている要因の一つとして取締りなどを行っていない厚生労働省の怠慢がある。
そういった公的機関がしっかり取り締まる必要がある。


もう一つは民間療法を利用している人、これから利用する人たちに正しい理解を広めるということ。
接骨院、鍼灸、マッサージ、整体、カイロなど国内にある民間療法の施設は「治る」「治った」などの文言を広告、看板、チラシに掲げてはいけない。
そういうことを堂々と行っているところは疑ってかかってもいいかもしれない。
その施設には何の資格者がいるのかも聞いてみてもいいと思う。
自分の悩んでいる症状を伝え納得する医療説明を受けられなければ、たとえ途中であっても施術を断り、その施設を後にしてもいいと思う。

 

一つしかない大切な体、一つしかない大切な命、健康はお金では買えない。

 

 

治してもらっていると思っていたら、実は壊されていた。
そんな事だっていっぱいあります。そんな経験をした患者さんも結構来ます。
大切なものを守る知識として心に置いておいてもらいたいと思います。

 

すくすく育ってね!



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